Daily Archive for 2月 21st, 2012

東区傾聴ボランティア養成講座

  
第2次地域福祉活動計画の一つであり、グループAIさんが中心となって取り組みされた「東区傾聴ボランティア養成講座(前5回)」が開催されました。

第1回目の講義は、2月13日(月)の1時半から始まりました。
講師は、「傾聴ボランティアきたちゃん」代表の野村文枝さん。「傾聴ボランティアが地域でできること」と題して、約1時間半お話されました。
野村さんは、今年で御歳87歳。現役ばりばりのボランティアとして活躍されています。また、みんつくのメンバーでもあり、私たちの仲間です。

その先輩の貴重なお話を聞かないわけにはいきません。聴講生という立場で聞くことができました。そこで、大事なポイントをまとめてご報告したいと思います。

野村さんの第一声は、「傾聴講座」は、傾聴という技術を身につけることですが、加えて、ボランティアの基本を押さえ、目的を持って活動してほしいということでした。
レジメに、「ボランティアの原則」として、「この社会が必要とし、かつ共同の責任でもある仕事を、自発的に買って出て組織的に実行すること」と明記してありました。

3つのポイントがあります。
①「この社会が必要とし共同の責任である仕事」
②「自発的に買って出て」
③「組織的に実行する」

1つ目のポイントは、ボランティアの活動自体を「この社会が必要とし、かつ共同の責任でもある仕事」と捉えているところが野村さんだと思いました。
野村さんは、私たちが日常に抱える個人の問題を社会化することが大切だといわれます。個人の問題を社会の問題として捉え、共通する問題としてみんなが関わったときにボランティア活動になり得るといわれます。だから”仕事”となるのです。

そして2つ目のポイントが、”自発的”に行うこと。
でも、誰かに言われてやるのも悪くはないのであって、やってみて、とても大事なことであり、自分にもできると思えば、自発的な気持ちに転換できればいいといわれました。気づきが大事なんですね。

最後の③つ目のポイントが「組織的に実行すること」であり、3人以上のグループで系統的に考えることが組織化することであり、共に問題を考え共有し、力を合わせて一緒に行動し解決することなのだと。

「ボランタリー」と「ボランティア活動」とは違い、「ボランタリー」はあくまでも精神、気持ち、善意の行為であって、ボランティア活動とは違うといわれました。
なんとなく分かる気がします。

次に、大事なポイントは、ボランティア活動するに当たり、「福祉は権利、現場に学ぶ」そして、「学習と実践は車の両輪」であるということです。

「現場」を見ずにして問題はわからないし、人の心・気持ちもわからないに決まっています。私の大好きな刑事もので、映画にもなった台詞「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起こってるんだ!」この言葉に尽きますよね。

そして、学習することで実践が生かされ、実践が学習によって腑に落ちていくというのは、私も体験しています。では、なぜ学習が必要なのかは、対象者や課題の代弁者になるためには、言葉や文字を獲得しなければいけないし、実践を形あるものにするためには、学習をして表現するスキルも獲得しなくてはいけないと実感しています。

次に、野村さんがボランティア活動として取り組んできた事例を元に、たくさんのお話を聞きました。その中で心に残った言葉をご紹介します。

◎対象者がいてその人に「本人が決めることの情報は提供するが、考えるのは本人。決めるのも本人。」・・・自己決定は、全ての人たちに必要ですね。

◎ボランティアが嫌いな人もいる。障がい者の方。なぜか、対等でないからだと。いかに、ボランティアとして対等でいられるかを考えることが大切である。・・・人権。

◎本音で本気で話を聴く関係作りをすること。

以上が、報告です。
私自身のためにも、まとめてみました。

今後も、肝に銘じてボランティア活動を行っていく所存であります。