第2回東区地震を考える集い

平成25年2月11日(月・祝日)、午後1時半から、東区役所講堂にて、「第2回東区地震を考える集い」が開催されました。
主催は、名古屋ひがし防災ボランティアネットワークさん。赤い羽根共同募金の助成金にて開催する運びになったのです。

名古屋工業大学高度防災工学センターの井戸田秀樹氏をお招きし、「南海トラフト大地震の被害と対策??」と題して、お話を聞きました。

寒い寒い日でありましたが、100名以上の参加者があり、皆さん熱心に聞いておられました。

少しご報告します。

まず、名古屋ひがし防災ボランティアネットワークさんから、「災害時に必要なものを考えよう」と題してレクチャーがありました。

そして、阪神淡路大震災にてまとめられた「被災した私たちの記録」(http://www.npo.co.jp/hanshin/book/book1.html)から、「天国へ行ったのんちゃん」という手記を朗読してくださいました。

そして、井戸田先生のお話へと移ります。
以前は、「東海」「東海南」「南海」地震と言われていましたが、現在は、もっと広い範囲を想定して「南海トラフト地震」と名称が変わりました。
東区の被害を想定しながらのお話でしたが、東区に及ぶ震度は、6強ということでした。
地震による被害には、3つあり、①津波 ②液状化 ③揺れ があり、①津波、②液状化については、東区には大きな被害はないということでした。
だからと言って、安心してはいけません。
地震が発生した時に、どこにいるかなんです。
もし、海沿いを歩いていたら、津波が来ます。
旅行で液状下のひどい土地にいるかもしれません。
そういうことを調べておく必要もあります。
そして、③揺れが一番怖く、家が倒壊することで、また家が倒れなくても家の中の家具や冷蔵庫などの重い家財が倒れたことにより圧死、命に係わる大けがが予想されるからです。

自分の命は自分で守る。まず初めの1歩は、家の耐震をしておくこと。そして、家財道具が倒れないようにしておくことが必要になります。
特に木造の古い家は、相談しながら進めていくことが大事だということでした。

また、③揺れについては、模型を見せていただきながら、地震の揺れ方により建物の被害が違ってくるという話をしてくださいました。

震度が大きくても、建物の被害が少ない場合があるというのです。揺れ幅が小さいと、建物が小刻みに揺れて移動するので、倒れるところまでいかないとか、阪神淡路のように直下型、震源が近いと揺れが大きくなり倒壊する。というのです。

南海ドラフト地震は、東北大地震の震源地に比べて、近いところにあるので、揺れは大きいのではないかと言われます。が、どんな揺れ方をするのかは神のみぞ知るということでした。(苦笑)
1980年以前に建てられた建物は気をつけたほうがいいということ。時にその建物で、1階が駐車場だったり、店舗だったりすると、ぺしゃんこになるので、早く逃げたほういいとか、ビルの外にいるとガラスが降ってくるかもしれないので、ビルの中に逃げ込んだほうがいいとか、ミニ情報も教えていただきました。

最後の質疑応答で、女性の一人暮らしの方だと思います。
「もし、地震が来たら、持ち出し袋にすべてものを入れて運ぶことは(多すぎ、重すぎて)できません。隣の駐車場に逃げても大丈夫でしょうか?」
と尋ねられました。とても切実な感じで。

今日のお話は、「自分のことは自分で守りましょう」というメッセージが強すぎて、高齢者のお一人暮らしの方は、かえって不安な気持ちになったかもしれません。
阪神淡路大震災でも、倒壊した建物から命を助けた人たちは、ダントツに近隣の人たちです。東北大地震でも、近隣で助け合ったり、見ず知らずの人でもそばにいた人が。声を掛け合って、一緒に逃げたり、助けたわけです。

この話を機に、みんなで助け合って、食料だって分け合って、独り暮らしの方が不安にならないような防災・減災につなげていけたらと思います。

助けるためには、自分のいのちを守らないいかんのですが・・・・・・。

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