第3次地域福祉活動計画第2回作業部会準備会

5月23日(木)、10時半から、高岳げんき館(東区在宅サービスセンター)研修室におきまして、「第3次地域福祉活動計画 第2回作業部会準備会」を開催しました。

本日のメニューは、
東区の計画を学識経験者の立場からサポートしてくださる、愛知大学地域政策部教授西村正広氏のミニ講座。
そして、ワーキンググループ分けのテーマ発表です。

まずは、西村先生のミニ講座、題して「計画して進める地域福祉」です。

お話の内容は・・・・、少し報告します。
西村先生が病院のソーシャルワーカーとして7年間働いていた経験をもとに進められました。
ソーシャルワーカーとして相談を受けるほとんどが、生活相談だそうです。
高齢者にとって、退院後、自宅に戻れない場合が多く、行き先がないというのが現実なのだそうです。
事故でのけが、そして病気で入院し、体が不自由になって家に帰る。その家の環境の条件によって、暮らしの大変さが左右される。
そして、「隣近所の理解と協力をどれだけ得られるか」がポイントなのだそうです。

そこで、レジュメの1番目「地域の福祉ちからを拝借したい!!」になるわけです。
それは、単純に、地域に溶け込めるとどれだけ楽かということになります。
「隣近所の理解と協力が得られることで、楽しく暮らしができる」ということにつながるのです。

そして、2番目の「地域の福祉のちからって?」に話がうつります。
先生は、福祉の力を、
①公的な、専門的なサービスとしての介護ヘルパーやデーサービス、民生委員の役割までを含むもの。
次に②暮らしやすさを支える公共の資源としての歩きやすい道路、公園、かかりやすい病院など、町内会の取り組みも含めたもの。
そして、③住民同士の結びつきや支えあいとして、挨拶やボランティアなど。
この①~③の福祉の力(資源)が撚(よ)りあって、福祉の香りが地域に漂うように、意図的に計画的に、作り出していくことが必要だと言われました。
「よりあう」の「より」を「撚り」という漢字をあてられました。
「糸が撚る」というようなイメージです。

踏まえて、3番目「地域の福祉を計画にすすめる」 
そして、4番目「地域に福祉を計画で進めるために大切なこと」へと話はうつります。
計画の担い手が、できるだけ計画づくりに参加し、あまり姿を見せない、商店や会社、福祉の施設や事業所、役所(警察や消防署など)も、巻き込むことを視野に入れましょうと、結ばれました。

そして、質問タイムでは、「医療と福祉の観点」からの指摘として、介護認定も、最終的には医師の判定で決まり、「暮らし」という視点は取り入れられていないことが現実であり、そこをどう切り込んでいくのかが課題であると。
また、「地域福祉」のとらえ方として、困った人を助ける福祉という制度から、今は、「手助ける人」と「手助けされる人」を分けて考えるのではなく、どの人にも、しあわせをもたらす条件を創りだすことであると答えられました。
最後の質問は、「個人情報」の壁で、なかなか支援ができないという指摘でしたが、まずは条文を理解し、グレーゾーンでも必要なら情報を共有してみて、判例を作っていくことが必要だと熱く語られました。

約1時間のミニ講座でしたが、作業部会のメンバーは、どのように受け止めたでしょうか。これからの作業に発揮されることだと思います。
西村先生、ありがとうございました。
そして、ときどき、アドバイスを頂いたり、調整していただくことと思いますので、よろしくお願いします。

さあ、最後に、60名近いメンバーを3つのグループに分けて、作業を進めていきます。
その3つのグループのテーマは、このように決まりました。

落書きは気にしないでくださいね。
みなさんは、希望を伝えて、解散となりました。

さあ、次回、グループに分かれて実働に入っています。

次回は、6月27日(木)10時半~です。

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