徳川園冬景色

By , 2020年1月15日 9:48 AM

明治33年の遺構である徳川園黒門から石階段を降りると龍仙湖が広がりますが、その北側に「龍門の瀧」を見ることが出来ます。この滝は現東京都新宿区戸山にある「尾張徳川家戸山屋敷」にあったものを再現したものです。この戸山屋敷は尾張二代藩主光友が正室千代姫のため造営したもので、龍門の滝は鯉が滝を登き切れば龍になったという中国の故事「登竜門伝説」に基づくものです。戸山屋敷の龍門の滝は渓谷の飛び石の上を渡り切りきると急に龍門の滝から落ちる水が増して今、渡った石が水中に没するという趣向が凝らされていました。これは庭守りが人々が渡り切った頃を見計らい、堰の板を外して水を落とすという趣向が取り入れられていました。
この徳川園では平成16年のニユーアルにより、龍門の滝を再現、今回はポンプ仕掛けで水を上げ20分ごとにたまった水を滝壺に落とし、龍仙湖に注ぐという仕掛けが取り入れられています。滝の景観をつくるモミジは春の新緑、秋の紅葉と見事ですが、滝の落ち口は葉を落としたモミジの枝の間から冬の透き通った水面を見ることができます。

CIMG9934龍門の滝縮小 IMG_5070.jpg滝落ち口
 手前の石は戸山屋敷跡地にあった石で構成  滝の落ち口には澄んだ水が姿を現している


13日は成人の日でした。式典を終えた着物姿の女性があちこちで写真を撮る姿が見られました。徳川園の景色とマッチして素晴らしい写真となりますね。

IMG_5064.jpg西湖提成人式 IMG_5069.jpg成人式親子
 西湖提のアーチ状の橋の上で記念撮影   龍仙湖の周りを散策する親子連れ

 

 

 

装飾門松

By , 2020年1月4日 2:48 PM

門松の起源は松の木に神が降り立つという古代のいわれから正月にはその年の安泰と無事を祈るトシガミサマをお祀りします。その降り立つ場所を示す目印として家の門に松を飾ったのが始まりであるようです。時代と共にお正月の装飾かざりとして変化、縁起物の竹、梅、南天(難を転ずる)、飾りにボタン、色々なのもが使われるようになりました。今日町で見かけたお洒落な門松に足が止まりました。寸胴(ずんどう)真っすぐに横に切った竹に紅白の水引、白の水引の上には稲穂、赤には南天が束ねられ、松とその下には金と銀に染められた笹が左右に一番下は千両。センスの良い現代的な門松でした。

image0.jpegワインバー 門松.jpg縮小 縦image0.jpegワインバー .jpg縮小
 泉2丁目、飯田町南にあるワインバー前の門松 松は横に切り紅白の水引と稲穂、南天

初詣風景

By , 2020年1月2日 2:59 PM

明けましておめでとうございます。
いよいよ令和2年が始まりました。今年初めての発信は初詣の風景です。

徳川2町目1番、赤塚交差点にある神明社では近所の氏子さんたちのお手伝いによるお神酒、甘酒が振る舞われ大勢の参拝者が順番を待っての参拝で賑わいました。参拝が終わるとご縁の入ったお賽銭を頂き、来年はこれを又神社に納め新しいお賽銭と交換して頂くようです。
泉3丁目(旧飯田町)の松山神社は近隣の氏子さん達が家族でお参りされていました。

IMG_5046 (1).jpg神明社 image0.jpeg神明社、賽銭.jpg縮小
 順番を待つ参拝者たち  神明社で渡されたお賽銭
image0.jpeg松山神社.jpg鳥居 image0.jpeg松山神社拝殿
 松山神社は近隣の方達のお参り  この社殿は西向きで参拝者は輝く日の光を受けながら日の   神を拝んだといいます。日の神の信仰からという。

 

東区の門松を探して

By , 2019年12月28日 3:55 PM

門松の色々
門松は古くは木のこずえに神が宿ると考えられていたことからその年の安泰と収穫を祈るため、年神様(としがみさま)を家にお迎え、その降り立たれる場所を示す目印として立てたものです。平安時代初子日(はつねのひ)に外に出て松の小木を引き抜くという貴族の遊びで持ち帰った「子の日の松」「根引きの松」を長寿祈願のため愛好する習慣が門松に変化したものと考えられています。松は「祀る」(まつる)につながる樹木で門松は時代と共に変化、迎春飾りとして用いられたと考えられます。かつては神社に多く見られ、料亭、飲食店で良く見かけた門松も少なくなったようです。

徳川園 縮小  川園の門松は非常にシンプルなもので江戸時
代の門松を模して作成されています。中心の竹は1本、先端部を斜めに鋭く切った「そぎ」となっています。「そぎ」は徳川家康が始めたもので、元亀3年(1572)武田信玄との三方ヶ原の戦いで唯一の敗北を喫し、信玄に対し「次は斬る」との意味合いをこめたといいます。徳川園では「そぎ」を使用、左に雄松(黒松)、右に雌松(あかまつ)、松と竹のみ、結び目が梅を表しています。
IMG_5023.jpg須佐之男社縮小 徳川園から西へ、基幹バス通り古出来1丁目にある須佐之男社(すさのおしゃ)に飾られた門松は3本のそぎ切りの竹、笹と松、梅の他に南天、葉牡丹を添えた現在見かける一般的なものです。 
IMG_5027.jpg松山神社 泉3丁目(旧飯田町)にある松山神社の門松はシンプルなもので松と南天のみです。
松は矢張り雄松と雌松と左右違っているようですが、雌松は触ってみると柔らかい感触です。
門松は平安時代に年神様をお迎えする目印として家の前に立てたものですから、この形がルーツなのかも。

令和元年となった今年もあとわずか、来年は子年です。「東区を歩こう!」もゆっくりではありますがこれからも東区の情報をお届けします。
来年もよろしくお願いします。

紅葉便り

By , 2019年12月12日 9:16 PM


安斎院の紅葉と泉二町のオオカンサクラの黄葉

東桜2丁目辺りは1610年から始まった清須越によって城の防衛のため曹洞宗、日蓮宗、浄土宗と宗派ごとに沢山の寺が集められました。戦災によって多くの寺が失われ、寺域も狭くなりましたが、今でも当時の寺が残され「東寺町」をつくっています。今年の紅葉は夏の暑さからでしょうか12月12日の今日、場所によってはまだまだ色鮮やかな紅葉を見ることが出来ます。
曹洞宗「安斎院」については右の記事の分類から東寺町を見て下さい。

IMG_4977.jpg安斎院縮小 IMG_4983.安斎院山門
しっかり、葉を残した安斎院のモミジまだは見頃です  山門奥の庭のモミジ
IMG_4991.jpgオオカンサクラ 紅葉 泉二丁目と三丁目を分ける南北の道はオオカンサクラの並木道で、来年春には市内でいち早く咲く桜で有名です。
今年は黄色に色づいた葉がまだまだしっかり残って綺麗です。
   

 

紅葉たより

By , 2019年12月8日 2:49 PM

徳川園の紅葉
今年の紅葉は夏の暑さからか例年より色づきが遅れ、12月になっても楽しめます。昨日7日徳川園の紅葉は場所により盛りを過ぎた所、まだまだ緑を残した所、1カ所で緑、オレンジ、グリンとグラデーションを楽しめる所と様々です。

IMG_4970.jpg虎仙橋縮小 IMG_4964.jpg縮小
 黒門口を入ってすぐにある虎仙橋(こせんきょう)の紅葉は目の前に見ることが出来ます  虎仙橋から下を眺める「虎の尾」を呼ばれる小道はスタジイの樹木の間に現れコントラストが綺麗です。
IMG_4968.jpg大曾根の滝縮小 IMG_4975.jpgドウダンツツジ縮小
 虎の尾を通り過ぎ、奥に行くと「大曾根の滝」があります。この場所は毎年一番遅くまで紅葉が楽しめます。まだ緑のモミジも沢山あり、グラデーションが綺麗です。  「大曾根の滝」を通り里山が広がる開けた一帯にドウダンツツジが色鮮やかです。


モミジばかりに気を取られている中、足元に可愛い実のなる植物も見つけることが出来ます。千両、万両はおなじみですが、十両と名の名のついた可愛い実を見つけました。一両から億両まであること知っていますか?名前の由来は実の量で付けられたと云います。万両は実が多いですよね。

IMG_4967.jpgヤブコウジ群生 IMG_4966.jpgヤブコウジ
 大曾根の滝を見て左の「一両」の群生。別名「ヤブコウジ」 高さは10~20cm。正月用の寄せ植えに使われる。

 

ゆかりの地を訪ねて

By , 2019年11月26日 9:27 PM

小牧山城 小牧市堀の内一丁目地内
小牧山城は永禄6年(1563)織田信長により築城、清須から居城を移したと云われています。その後天正12年(1584)豊臣秀吉と徳川家康による小牧、長久手の戦いでは小牧山に家康の主陣地が置かれ大規模な改修が加えられました。現在そんな主郭地区が小牧市によって発掘調査されています。江戸時代には尾張徳川家の管理のもと保護がなされてきたという尾張徳川家ゆかりの小牧山城跡を訪ねてみました。現在は史跡公園として山頂には昭和43年天守閣風建築の小牧歴史館が完成しました。県道小牧春日井線の南、小牧市役所前の大手口を入り歴史館まで登るすぐ左手に「徳川源明公墓碑」を見つけました。源明公とは尾張中興の祖と云われた九代藩主宗睦(むねちか)公で、元々は尾張徳川家の菩提寺である東区の建中寺にありましたが、昭和28年の区画整理により移転を余儀なくされ徳川家に縁が深いこの小牧山城に移設されたと云います。

IMG_4646.jpg縮小 小牧山マップ1145

小牧山は昭和5年尾張徳川家19代義親氏により小牧市に贈られて以来自然公園として一般市民に親しまれてきました。昭和60年小牧山が市に贈られて満55年、又市制30周年を記念してこの山頂近くに義親氏の銅像が建立されました。名古屋市東区にある徳川園も昭和6年庭園と邸宅が義親氏により名古屋市に寄贈されましたが、同じ頃の寄贈であったと改めて思いを新たにします。

IMG_4653.jpg徳川義親像 この階段を登る途中に像がある IMG_4649.jpg歴史観への道頂上には小牧歴史館

東生涯まつり

By , 2019年11月17日 8:04 PM
IMG_4792.jpg生涯学習センター 11月16,17日は東生涯学習センターで開催される「東生涯まつり」でした。
「ときめきの風は東から」と題して日頃生涯学習センターで活動されている方々の成果発表が2階各教室でのパフォーマンス、3階体育館では作品展示などがありました。
IMG_4797.jpgガイド風景 IMG_4801.jpg作品展示
 生涯学習センター前にある「お下屋敷跡」の標札前でガイドボランティアによるガイドの様子 3階体育館では木の実を使ったリース、ツリー、
他のコーナーでは俳句、編み物、水彩画の展示などが見事

歩こう!文化のみち

By , 2019年11月3日 8:28 PM
IMG_4700 (1).jpg佐助邸内部 IMG_4714.jpg橦木館前
 豊田佐助邸の一室で東区の魅力をパネル紹介  文化のみち橦木館前を歩く大正浪漫着物道中

令和元年となった今年は11月3日に毎年東区文化のみち界隈で開催される第20回「歩こう!文化のみち」でした。薄曇りの日ではありましたが、町並み保存地区の豊田佐助邸ではガイドボランティア作成のパネル展示、橦木町の山吹谷公園では舞台も設置され高校生によるコンサート、パフォーマンスなどが披露され賑わいました。

なごやかひがしまつり

By , 2019年10月20日 8:57 PM
踊りimage1 (1).jpeg民謡 名古屋まつりと同時開催で、東区建中寺公園では「なごやかひがしまつり」が開催されました。模擬店コーナー、建中寺ステージではウクレレバンドの演奏、高校生によるダンス、書道パフォーマンス、ロードステージでは東区女性有志による民謡おどりなど多彩な行事が繰り広げられました。
午後3時には名古屋まつり行列に参加した山車5輌がロードステージに集合の後、からくりが披露されました。

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