町並みの移り変わり (No.3)

By , 2017年5月21日 7:55 PM

橦木町町並み
山吹小学校北側は橦木町です。南北に走る国道41号線(名古屋都市高速高架下)から東へ2軒目には大正5年(1916)頃建てられた木道平屋建ての大森家住宅がありました。平成5年には都市景観重要建築物に指定され玄関右手のコンクリート面にそれを示すプレートが嵌められていました。ところが丁度100年を経過した昨年この住宅が取り壊され、現在新築中の工事テントに覆われてしまいました。間所(路地)を挟んで東隣りはやはり大正期に建てられた伊藤家住宅があり、木造平屋建ての母屋とその後に増築された2階建てからなっています。橦木町に沿って駒寄せのある塀は桟瓦屋根(さんがわらやね)と黒い漆喰と竪羽目板からなり、やはり都市景観重要建築物となっています。又、伊藤家住宅の東には路地を挟んでやはり木造の家がありましたが2,3年前に現代風の住宅に建て替えられました。この3軒が並んで大正時代の面影を残した景観を造っていましたが、真ん中にある伊藤家住宅を残すのみとなり町並みが変わってしまいました。個人の住宅については行政も立ち入ることが出来ず又々町並みの移り変わりを感じずにはいられません。

 DSC02997大森家住宅 CIMG9691大森家住宅、取り壊し前
  左が大森家住宅があったところ   左の住宅はかつての大森家住宅、 平成22年撮影
 DSC02995橦木町現町並み  CIMG9689大森家旧町並み
  現在の橦木町町並み、樹木のある中央の家が残る   何となく古風な旧橦木町町並み、平成22年撮影


★参考 ひがし見聞録

2 Responses to “町並みの移り変わり (No.3)”

  1. smash より:

    walkerさま

    うっかりしていました。
    ちょっとバタバタしていて更新を見逃しました。
    この小路、知っています。
    こう表現されると、見直さないといけませんね。
    二点説明を加えていただけませんか。
    「駒寄せ」と「竪羽目板」。
    馬が止められる何かがある(あった?)んでしょうか、後者は縦にはめ込まれた板塀ということでしょうか。
    7年での様変わりを見せていただき、びっくりです。

  2. walker より:

    smsh様、7年での様変わりではなく、たまたま撮影した時が平成22年であったわけで大正5年に建設されてから昨年まで約100年に亘って右上の写真のような景観でした。「駒寄せ」は道路が舗装されていない時代、泥はねや埃から建物を守るもので木で格子を組んだ型、竹を曲げてカーブとした型などがあります。「竪羽目板」は仰せのとおりです。馬を止めておくものは柱などに鉄で作った輪を取り付けたもので「駒留め」と呼んでいます。

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