小公園に残る旧町名を探して (No.5)

By , 2018年1月8日 8:35 PM

手代往還(てだいおうかん)公園 筒井二丁目
★今年初めての投稿となり、昨年に続きこのシリーズとなります。引き続きご覧ください。
この公園は北に旧手代町(てだいまち)、南に旧往還町(おうかんちょう)として平行する東西を走る二つの町名から名が付けられた公園です。西は水筒先町、東は車道に接する町でした。二つの町は江戸期以来のもので手代町は作業型、水道方などの手代衆屋敷の屋敷があったことに由来、往還町は往還手代衆の屋敷があったことに由来しています。往還手代衆とは大道奉行に属するもので広い道の管理などを担当した役人ということです。名古屋城下において双方とも水道工事とか下仕事的な任務を担った下級武士の居住地であったと思われます。
戦後しばらくして国の事業計画「町を造りなおす計画」として新しい道が造成され昭和56年、この一帯は筒井2丁目となり手代町、往還町は消滅しました。北を走る旧手代町は広い道路となり、住宅もすっかり建て替えられ新しい道と町が誕生しました。そこに余った土地?に「手代往還公園」が造成され子供たちの遊び場が出来ました。この公園は北の手代町と南の往還町に面する南北に長い公園で旧町名が残されたわけです。しかしながら道行く住民らしき何人かに問いかけても公園の場所すら知らないとか、ここがかつて旧手代町、旧往還町であったことも知らないようでいかに時代が経ったのかを痛感します。

手代往還公園

グーグルマップには緑で表示された公園が記されていません。万福寺の斜め向えにあります。

image1手代往還公園1 image1手代往還公園2縮小
  手代町に沿ってある北の入口   往還町に沿ってある南の入口

★参考資料  ひがし見聞録、東ネット、インターネット、町の識者の話

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