東区寺巡り (No.3)

By , 2018年9月11日 1:51 PM

摂取山 遍照院(へんじょういん) 泉二丁目

今度は高岳院から東へ一区画隔てただけの寺を案内しましょう。
開山は「尾張名所図会」によると元和の頃(1615~1624)願誉念宗坊とあります。元和7年(1621)堂守の僧、念宗(ねんしゅう)和尚が藩主義直に願い出てこの地を拝領し、知恩院末寺「念宗寺」としました。延宝8年(1680)には遍照院と改称しました。名所図会には本堂の脇に石造の五重塔と地蔵堂が描かれていますが、現在は寺の前の道沿いにお首地蔵と33観音があります。33観音は当寺10世により越後国村上から寺蔵堂を移転したのが始まりです。お首地蔵は昭和11年(1936)に建立され頭痛に効能有りと云われています。この寺は古地図によるとNo.2で紹介した高岳院(こうがくいん)から東に100m程の地にあり、開山当初は地続きでした。清須越の寺ではありませんが尾張徳川家とは係わりのある寺です。昭和20年の戦災、その後の区画整理により高岳院とは離され寺領も狭くなっています。現在は一部駐車場にもなっています。
★参考資料 尾張名所図会、ひがし見聞録

遍照院
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IMG_2564縮小 IMG_2565首地蔵
  境内にある石造五十の塔   33観音の左に置かれた首地蔵

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