町並みの移り変わり(続7)

By , 2020年7月31日 3:02 PM

名古屋東税務署 主税町3丁目
国道41号線、名古屋都市高速を東へ渡ると主税町3丁目になります。この道の南には東税務署があります。平成30年5月新庁舎に建て替えられることにより移転。現在は泉1丁目17が仮庁舎になっています。静かな住宅地にありながら3月の確定申告前後は申告者が詰めかけ、いつもと違った町の様子になります。ここに「税務大学」も新設されるようで令和3年3月には新庁舎が完成するようです。旧税務署は昭和33年の建築、当時としては鉄筋コンクリートの目立つ建物でした。近くには料亭「香楽」、実業家「旧豊田佐助邸」「旧春田鉄次郎」などの大正時代に建てられた建物が残り、新しい東税務署とどのよう町並みが融和していくのでしょう。時代とともに変わる町並みを見守っていきたいです。

IMG_5642.jpg東税務署 縮小 IMG_5640.jpg縮小
  中央に名古屋都市高速道路  東税務署、税務大学校名古屋研修所、完成図

町並みの移り変わり(続6)

By , 2020年7月15日 9:08 PM

禅隆寺山門の改修
禅隆寺(飯田町36)は日本最大の禅寺といわれる京都妙心寺の末寺で元和9年(1623)尾張初代藩主義直より寺領を拝領し創建された寺です。本堂は戦災で焼失したが、清須から移築した山門と観音堂は創建当時のものといいます。昭和44年に再建された本堂前の「山水菩薩庭園」には、庭全体にもみじが植えられ秋の紅葉は見事です。
しかしながら400年を超えた山門は濃尾地震、昭和30年代の道路の拡張などで二度にわたる改修を経て老朽化し、今年2月頃から工事に入り、山門と塀は新しくなるようです。現在ある山門を出来るだけ復元というかたちで新規に山門が建立されるようです。予定では年内に完成ということですが、下呂からの宮大工さんが毎日通勤で作業をされているとお聞きしました。

IMG_3006.jpg禅隆寺 山門 IMG_5623.jpg山門改修
  昨年の紅葉の頃の山門   工事に入った全景
 IMG_5621.jpg塀の改修  IMG_5615.jpg宗興山の山号
  歩道に沿って塀も取り換えとなる   宗興山の山号

 

養念寺南の道路 豆知識

By , 2020年7月6日 8:42 PM

前号、大光寺豆知識で紹介した溝(みぞ)は元禄年間、文政年間(1818~1830)の古地図を見ると大光寺南からさらに東の養念寺辺りまで一直線に延びこの養念寺辺りで消えています。
養念寺は浄土宗大谷派東本願寺の末寺で慶長2年(1597)の創建で同9年萱町(かやまち)から泉三丁目(旧飯田町)の現在地に移転した寺です。養念寺の後園には寺の創建前から古い池があり、この池を改修し庭園にしたのが「烏ガ池」です。泥土の色が黒かったためその名が付いたといいます。この池は今でも水は枯れることはなく、又水源は地下からの湧き水ということです。松山神社の「恵みの水」も地下からの湧き水ということでこの辺りに水脈があることが想像されます。
戦後の都市復興工事で大光寺から松山神社までかつてあった道と溝は途切れ、住宅地となり現在では松山神社から養念寺、さらに東へと道を見ることが出来ます。この道を造るにあたり「烏が池」にかかり、この池を壊すことになりやむなくカーブの道になったと住職様に伺いました。現在庫裏を改修中で基礎工事で地下を掘ったら水が流れ出し、工事は慎重を期しているそうです。やはり烏が池の湧き水が関係しているのでしょう。

IMG_5565.jpg道路のカーブ IMG_5552 (1).jp庫裏改築
 工事柵の奥が「烏が池」、カーブの道  庫裏の基礎工事、樹木の奥が「烏が池」

 

 

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