Category: 徳川園

徳川園の花色々

By , 2020年2月2日 9:00 PM

徳川園は牡丹園に冬牡丹が展示され大勢の人が花を楽しんでいます。冬牡丹は1、2月に開花するよう促成栽培されたもので藁ボッチに守られ見事な花を咲かせています。そんな中、春の訪れを感じて咲き出した花たちを見つけました。牡丹園には藁ボッチに囲まれることなく自力で咲いた寒牡丹、赤い木瓜(ぼけ)の花、梅も咲き出しました。徳川園も開花の種類が変わり、本格的な春の花が咲き出す季節となります。

image0.jpeg寒牡丹 image0.jpeg呆け徳川園
 牡丹園に咲く寒牡丹、葉もなく枝も伸びていません  牡丹園北に植えられ、見過されているボケの花
image0.jpeg梅全体 image0.jpeg梅徳川園
牡丹園の南にある梅林の梅、チラホラですがこれから見頃。

 

徳川園冬景色

By , 2020年1月15日 9:48 AM

明治33年の遺構である徳川園黒門から石階段を降りると龍仙湖が広がりますが、その北側に「龍門の瀧」を見ることが出来ます。この滝は現東京都新宿区戸山にある「尾張徳川家戸山屋敷」にあったものを再現したものです。この戸山屋敷は尾張二代藩主光友が正室千代姫のため造営したもので、龍門の滝は鯉が滝を登き切れば龍になったという中国の故事「登竜門伝説」に基づくものです。戸山屋敷の龍門の滝は渓谷の飛び石の上を渡り切りきると急に龍門の滝から落ちる水が増して今、渡った石が水中に没するという趣向が凝らされていました。これは庭守りが人々が渡り切った頃を見計らい、堰の板を外して水を落とすという趣向が取り入れられていました。
この徳川園では平成16年のニユーアルにより、龍門の滝を再現、今回はポンプ仕掛けで水を上げ20分ごとにたまった水を滝壺に落とし、龍仙湖に注ぐという仕掛けが取り入れられています。滝の景観をつくるモミジは春の新緑、秋の紅葉と見事ですが、滝の落ち口は葉を落としたモミジの枝の間から冬の透き通った水面を見ることができます。

CIMG9934龍門の滝縮小 IMG_5070.jpg滝落ち口
 手前の石は戸山屋敷跡地にあった石で構成  滝の落ち口には澄んだ水が姿を現している


13日は成人の日でした。式典を終えた着物姿の女性があちこちで写真を撮る姿が見られました。徳川園の景色とマッチして素晴らしい写真となりますね。

IMG_5064.jpg西湖提成人式 IMG_5069.jpg成人式親子
 西湖提のアーチ状の橋の上で記念撮影   龍仙湖の周りを散策する親子連れ

 

 

 

東区の門松を探して

By , 2019年12月28日 3:55 PM

門松の色々
門松は古くは木のこずえに神が宿ると考えられていたことからその年の安泰と収穫を祈るため、年神様(としがみさま)を家にお迎え、その降り立たれる場所を示す目印として立てたものです。平安時代初子日(はつねのひ)に外に出て松の小木を引き抜くという貴族の遊びで持ち帰った「子の日の松」「根引きの松」を長寿祈願のため愛好する習慣が門松に変化したものと考えられています。松は「祀る」(まつる)につながる樹木で門松は時代と共に変化、迎春飾りとして用いられたと考えられます。かつては神社に多く見られ、料亭、飲食店で良く見かけた門松も少なくなったようです。

徳川園 縮小  川園の門松は非常にシンプルなもので江戸時
代の門松を模して作成されています。中心の竹は1本、先端部を斜めに鋭く切った「そぎ」となっています。「そぎ」は徳川家康が始めたもので、元亀3年(1572)武田信玄との三方ヶ原の戦いで唯一の敗北を喫し、信玄に対し「次は斬る」との意味合いをこめたといいます。徳川園では「そぎ」を使用、左に雄松(黒松)、右に雌松(あかまつ)、松と竹のみ、結び目が梅を表しています。
IMG_5023.jpg須佐之男社縮小 徳川園から西へ、基幹バス通り古出来1丁目にある須佐之男社(すさのおしゃ)に飾られた門松は3本のそぎ切りの竹、笹と松、梅の他に南天、葉牡丹を添えた現在見かける一般的なものです。 
IMG_5027.jpg松山神社 泉3丁目(旧飯田町)にある松山神社の門松はシンプルなもので松と南天のみです。
松は矢張り雄松と雌松と左右違っているようですが、雌松は触ってみると柔らかい感触です。
門松は平安時代に年神様をお迎えする目印として家の前に立てたものですから、この形がルーツなのかも。

令和元年となった今年もあとわずか、来年は子年です。「東区を歩こう!」もゆっくりではありますがこれからも東区の情報をお届けします。
来年もよろしくお願いします。

紅葉たより

By , 2019年12月8日 2:49 PM

徳川園の紅葉
今年の紅葉は夏の暑さからか例年より色づきが遅れ、12月になっても楽しめます。昨日7日徳川園の紅葉は場所により盛りを過ぎた所、まだまだ緑を残した所、1カ所で緑、オレンジ、グリンとグラデーションを楽しめる所と様々です。

IMG_4970.jpg虎仙橋縮小 IMG_4964.jpg縮小
 黒門口を入ってすぐにある虎仙橋(こせんきょう)の紅葉は目の前に見ることが出来ます  虎仙橋から下を眺める「虎の尾」を呼ばれる小道はスタジイの樹木の間に現れコントラストが綺麗です。
IMG_4968.jpg大曾根の滝縮小 IMG_4975.jpgドウダンツツジ縮小
 虎の尾を通り過ぎ、奥に行くと「大曾根の滝」があります。この場所は毎年一番遅くまで紅葉が楽しめます。まだ緑のモミジも沢山あり、グラデーションが綺麗です。  「大曾根の滝」を通り里山が広がる開けた一帯にドウダンツツジが色鮮やかです。


モミジばかりに気を取られている中、足元に可愛い実のなる植物も見つけることが出来ます。千両、万両はおなじみですが、十両と名の名のついた可愛い実を見つけました。一両から億両まであること知っていますか?名前の由来は実の量で付けられたと云います。万両は実が多いですよね。

IMG_4967.jpgヤブコウジ群生 IMG_4966.jpgヤブコウジ
 大曾根の滝を見て左の「一両」の群生。別名「ヤブコウジ」 高さは10~20cm。正月用の寄せ植えに使われる。

 

徳川園で見つけた花

By , 2012年5月26日 8:47 PM

 伊藤萬蔵寄進の石造物を捜しているうち徳川園に寄り道してしまいました。園に入るとほのかな甘いジャスミンに似た香りにつられてニシキテイカカズラの花を見つけました。虎仙橋の下を流れる虎の尾と呼ばれるせせらぎの反対側にある石積みの上に這うように広がっていました。

  

テイカカズラに似ていますが、葉に白又は薄いクリーム色の斑入りで、葉もテイカカズラより広いようです。甘い香りが辺りいっぱいに広がっています。

  黒門口から入り、虎仙橋を渡ると右手にスタジイの木に貼りつくようにニシキテイカカズラの薄いクリーム色の花が綺麗でした。
 
 これはセンダンの花です。徳川園東で見つけましたが樹高が高く見上げなければ見つけられません。カメラもこれで倍率いっぱい。薄い藤色の花でしたが次回は花の形も写真におさめたいと思います。  

★徳川園は尾張徳川家より名古屋市に寄贈され、1932年11月3日「徳川園」として開園してから80年の節目にあたります。徳川美術館では「尾張徳川家大曽根邸と徳川園」と題して特別企画展が6月2日より7月22日まで行われます。

秋明菊(シュウメイキク)

By , 2011年10月12日 8:50 PM

 徳川美術館前の黒門口をくぐった前庭で秋明菊が盛りを迎えています。菊というのでてっきり菊の仲間と思っていましたが、今ネットで調べてキンポウゲ科アネモネ属ということでアネモネの花に似ているということです。又貴船菊(キブネギク)とも呼ばれ京都貴船地方に多く見られます。
古来中国から伝わった帰化植物ですが、茶花としても親しまれています。

徳川園の酔芙蓉その後

By , 2011年7月10日 6:00 PM

 入梅も明けて今日は猛暑の一日でした。「徳川園の酔芙蓉」と題してアップした酔芙蓉はどのように成長したでしょうか。もちろん、今回も「百度石シリーズ」を道草です。1月13日は切り株の状態でした。5月15日にアップしたときは50cm程度に育っていました。7月に入りその成長は驚くほどでした。日付をクリックしてください。その記事が見られます。

 もう1,5mぐらいに成長しました。太陽の光を一杯にあびて
 どんどん大きくなりました。
 小さな蕾をつけていますが花はまだのようです。
 9月の中頃には白い花が咲きます。

徳川園の酔芙蓉

By , 2011年5月15日 6:13 PM

 「百度石を見つけよう!」シリーズを又も道草してしまいました。1月13日徳川園の酔芙蓉が剪定され切り株のようになった写真をアップしましたがその後どれだけ成長したのか見たくなったのです。(1月13日をクリックして下さい)
 3ヶ月を経て切り株には葉が一杯付きもう5,60cmにはなっているでしょうか、その成長の早さにはビックリです。この機会に夏の終わりにあの綺麗な花を付けるまで観察することにしました。

 2本ありますが、根が地上に出ていかに根を張っているか
 解ります。
  まだ少し切り株が見られます。切り株の間からどんどん
  葉が出てくるのですね。

蝋梅の花を見つけました

By , 2011年1月14日 8:02 PM

 徳川園黒門前の道路を横切った公園に蝋梅の花が盛りを迎えていました。厳冬の真っ只中で各地で最低気温が更新されるなか、もう花を咲かせている蝋梅に感激しました。この名は黄色い花びらの質感がまるで蝋細工のようであるとか、蜜蝋ににているとか諸説あります。正月から2月にかけて咲くようですが花の少ない時期には貴重な花ですね。

  甘い香りが存在感を示しふと立ち止まってしまいます   この花は枝ぶりがお行儀悪く生け花にする時苦労します

徳川園で見つけました

By , 2011年1月13日 2:34 PM

 シリーズ「東寺町を歩こう!」を道草して徳川園へ行きました。今は藁ボッチに囲われた冬ボタンもきれいですが、春、夏になって盛りを迎える花たちがこの寒さのなかより綺麗に咲かせるための準備をしている光景を見つけました。

  徳川園を「大曽根の滝」方面に歩くと里山のような
  風景に出会います。そこには梅、桃、あんずなどの
  果樹が植えられ、酔芙蓉の花もあります。
  この里山の風景のような散策路を歩くと2本の酔芙蓉
  を見ることが出来ます。夏の終わりから初秋にかけて
  咲く花です。地面から20cmほどにバッサリ剪定されて
  いました。

 昨年10月26日に写した酔芙蓉です。背の高さは2m
 くらいでしょうか、午前中白い花が咲きますが、午後には
 赤くなってしぼんでしまいます。白からお酒に酔ったように
 赤くなるのでこの名がついたようです。
 一日で花は終りです。こんな立派な姿に成長するために
 冬にはここまできつい剪定をするとは驚きでした。

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