Category: 徳川園

徳川園で見つけた花

By , 2012年5月26日 8:47 PM

 伊藤萬蔵寄進の石造物を捜しているうち徳川園に寄り道してしまいました。園に入るとほのかな甘いジャスミンに似た香りにつられてニシキテイカカズラの花を見つけました。虎仙橋の下を流れる虎の尾と呼ばれるせせらぎの反対側にある石積みの上に這うように広がっていました。

  

テイカカズラに似ていますが、葉に白又は薄いクリーム色の斑入りで、葉もテイカカズラより広いようです。甘い香りが辺りいっぱいに広がっています。

  黒門口から入り、虎仙橋を渡ると右手にスタジイの木に貼りつくようにニシキテイカカズラの薄いクリーム色の花が綺麗でした。
 
 これはセンダンの花です。徳川園東で見つけましたが樹高が高く見上げなければ見つけられません。カメラもこれで倍率いっぱい。薄い藤色の花でしたが次回は花の形も写真におさめたいと思います。  

★徳川園は尾張徳川家より名古屋市に寄贈され、1932年11月3日「徳川園」として開園してから80年の節目にあたります。徳川美術館では「尾張徳川家大曽根邸と徳川園」と題して特別企画展が6月2日より7月22日まで行われます。

秋明菊(シュウメイキク)

By , 2011年10月12日 8:50 PM

 徳川美術館前の黒門口をくぐった前庭で秋明菊が盛りを迎えています。菊というのでてっきり菊の仲間と思っていましたが、今ネットで調べてキンポウゲ科アネモネ属ということでアネモネの花に似ているということです。又貴船菊(キブネギク)とも呼ばれ京都貴船地方に多く見られます。
古来中国から伝わった帰化植物ですが、茶花としても親しまれています。

徳川園の酔芙蓉その後

By , 2011年7月10日 6:00 PM

 入梅も明けて今日は猛暑の一日でした。「徳川園の酔芙蓉」と題してアップした酔芙蓉はどのように成長したでしょうか。もちろん、今回も「百度石シリーズ」を道草です。1月13日は切り株の状態でした。5月15日にアップしたときは50cm程度に育っていました。7月に入りその成長は驚くほどでした。日付をクリックしてください。その記事が見られます。

 もう1,5mぐらいに成長しました。太陽の光を一杯にあびて
 どんどん大きくなりました。
 小さな蕾をつけていますが花はまだのようです。
 9月の中頃には白い花が咲きます。

徳川園の酔芙蓉

By , 2011年5月15日 6:13 PM

 「百度石を見つけよう!」シリーズを又も道草してしまいました。1月13日徳川園の酔芙蓉が剪定され切り株のようになった写真をアップしましたがその後どれだけ成長したのか見たくなったのです。(1月13日をクリックして下さい)
 3ヶ月を経て切り株には葉が一杯付きもう5,60cmにはなっているでしょうか、その成長の早さにはビックリです。この機会に夏の終わりにあの綺麗な花を付けるまで観察することにしました。

 2本ありますが、根が地上に出ていかに根を張っているか
 解ります。
  まだ少し切り株が見られます。切り株の間からどんどん
  葉が出てくるのですね。

蝋梅の花を見つけました

By , 2011年1月14日 8:02 PM

 徳川園黒門前の道路を横切った公園に蝋梅の花が盛りを迎えていました。厳冬の真っ只中で各地で最低気温が更新されるなか、もう花を咲かせている蝋梅に感激しました。この名は黄色い花びらの質感がまるで蝋細工のようであるとか、蜜蝋ににているとか諸説あります。正月から2月にかけて咲くようですが花の少ない時期には貴重な花ですね。

  甘い香りが存在感を示しふと立ち止まってしまいます   この花は枝ぶりがお行儀悪く生け花にする時苦労します

徳川園で見つけました

By , 2011年1月13日 2:34 PM

 シリーズ「東寺町を歩こう!」を道草して徳川園へ行きました。今は藁ボッチに囲われた冬ボタンもきれいですが、春、夏になって盛りを迎える花たちがこの寒さのなかより綺麗に咲かせるための準備をしている光景を見つけました。

  徳川園を「大曽根の滝」方面に歩くと里山のような
  風景に出会います。そこには梅、桃、あんずなどの
  果樹が植えられ、酔芙蓉の花もあります。
  この里山の風景のような散策路を歩くと2本の酔芙蓉
  を見ることが出来ます。夏の終わりから初秋にかけて
  咲く花です。地面から20cmほどにバッサリ剪定されて
  いました。

 昨年10月26日に写した酔芙蓉です。背の高さは2m
 くらいでしょうか、午前中白い花が咲きますが、午後には
 赤くなってしぼんでしまいます。白からお酒に酔ったように
 赤くなるのでこの名がついたようです。
 一日で花は終りです。こんな立派な姿に成長するために
 冬にはここまできつい剪定をするとは驚きでした。

徳川園を歩こう! 山里の風景

By , 2010年10月25日 7:45 PM
四睡庵
 鄙びた趣の茶屋で、この庭園の名前に用いられた虎とか、龍の名前はありませんが四睡とは禅の境地を示す画題の一つで豊干(ぶかん)寒山(かんざん)拾得(じゅっとく)の三人が虎と寄り添って無心に眠っている様子を表すものです。
果樹園
 この一帯は実の付く樹木、花の咲く花木などが沢山植えられ里山の景色をかもし出しています。春には梅、杏、ハナモモの花が綺麗です。

★徳川園を6回のシリーズに分けて歩いてきました。この庭園の見どころはこれで大体歩けたようです。この徳川園は季節によって四季折々の表情を見ることが出来ます。後1ヶ月もすると11月末の紅葉は特に綺麗です。12月になるとワラボッチをかぶった冬牡丹、4月中頃からは1000株にも及ぶ牡丹が来園者を迎えてくれます。6月のショウブと1年中見どころいっぱいです。
 又、このブログで皆さんと歩いてみましょう。

徳川園を歩こう! 山の風景2

By , 2010年10月19日 9:10 PM

虎の尾
 深山幽谷の山水画を思わせるような渓谷美を表現しています。椎の樹林から流れ出た水が、この虎の尾の渓流を縫って龍仙湖へ注いでいます。この形状が虎の尾のようで「虎の尾を踏んではいけない」という古事から「川に足を踏み入れてはいけない」ことを連想させます。
スタジーの森
 往昔の大曽根下屋敷庭園の遺構と言われるスタジイ(椎)を主としてアラカシ、クロガネモチ、ネズミモチなどの常緑広葉樹林でせせらぎの道の左右に見渡せます。昭和55年「緑地保全地区の指定をうけました。
大曽根の滝
 この徳川園一帯は古くから「大曽根」という地名があり、この名前が滝の名称となりました。虎の尾のせせらぎを上りきると「大曽根の滝」を見ることが出来ます。巨大な木曽石による落差6mの三段の滝です。上、中、下段の石の組み方によってそれぞれ水の流れの趣に変化があります。
 滝の背後の小高い山はこの徳川園の中で最も高く、龍仙湖の水面との標高差は11mあります。

徳川園を歩こう! 山の風景1

By , 2010年10月14日 4:05 PM
 龍門の滝
 
 鯉が滝を登りきると竜になったという中国黄河の登竜門伝説による龍門瀑を模したものです。尾張徳川家江戸下屋敷(戸山屋敷)は二代藩主光友の頃に造営が始まり、当代随一と言われた庭園を有し園内には渓谷を構成する龍門の滝がありました。当時園遊会に招かれた将軍や諸大名がこの渓流にある飛び石の上を渡りきると、急に滝から落ちる水が増して石が水没するというしかけが施され、大層驚き又喜んだと言われています。
 この遺構が東京都新宿区戸山町(現早稲田大学敷地)から見つかり、総数約360個、総重量250tを譲り受けこれらをこの徳川園の龍門の滝に使われています。現在は水量が一定になると滝の水が落ちるしかけになっています。毎時0分、20分、40分の20分ごとです。
 虎仙橋とせせらぎの道
 黒門口から虎仙橋を渡り、龍仙湖を一周りし龍門の滝を見て、いつの間にか虎仙橋の下をくぐるせせらぎの道に出ます。この道の脇には「虎の尾」と呼ばれる渓流約140mが流れています。
 
   せせらぎの道
 虎仙橋から見たせせらぎの道、虎の尾です。この虎の尾にかかる虎仙橋から5m下を見下ろすと下流には龍仙湖があります。

 

徳川園を歩こう! 海の風景3

By , 2010年10月11日 9:43 PM

 

龍仙湖
 この庭園の中心的存在は「龍仙湖」です。庭全体を見渡すのにもっとも良い場所が「観仙楼」から見るこの景色です。
影石となる「らくだ石」が池の端に、手前には四角い織部灯籠(キリシタン灯籠)も見られます。
 
 

 

茶室「瑞龍亭」
 龍仙湖と樹林を望む高台に茶室があります。尾張徳川家が親しんだ尾州有楽流(うらくりゅう)にちなみ、大名茶人であった織田有楽斎好みの様式を取り入れています。茶室入り口には待合所、路地にはやはり有楽好みのずんぐりした「有楽灯籠」が見られます。
「瑞龍亭」掲額
 二代藩主「光友」のおくり名は「瑞龍院」であったことからこの名が付けられました。

Panorama Theme by Themocracy