6月 17

コロナ禍のなか、

「新しい生活様式」が進められています。

外に出かけるときはマスク着用は、

当たり前になってきています。

でも、

いつまで続けるのか?

これから、ずっとそうなの?

来れもまた不安の材料ですね。

私なんか、

家にいる時はマスクつけてないから

近くまでの買い物に出かけるときに、

何他歩いて、

あっ、マスク忘れちゃった。

で、

家に戻ってマスクをはめるのめんどくさいなって、

思う日々を過ごしています。

でも、

小さなお子様には、

「マスクは危険だよ」っというメッセージが送られています。

そこで、

小さなお子様はもちろんはめなくてもOKだけど、

もう少し大きいお子様に関して、

沖縄県立中部病院感染症内科/日本医師会総合政策研究機構

の高山義浩氏がコメントを寄せていますので、

ご紹介します。

長文ですが、

全文掲載しますので、

ゆっくり読んで参考にしてください。

*********

お子さんのマスク着用について 安全に使いこなすために
|5/31(日) 15:07

「皆さん、こんにちは。医師の高山義浩と申します。
感染症内科医として沖縄県の公立病院に勤めています。
悪性腫瘍の終末期の患者さんの在宅医もやってます。
医療と介護の連携を深めることが、これからの高齢社会では大切だと感じて、地域包括ケアの構築にも取り組んできました。
そうした私たちの経験を高齢化が進みつつある他の国々にも伝えられたらと、国際保健の領域でもゆる~く活動しています。
もともとは総合内科が専門で、長野県の農村医療に従事しておりました。
10年前に沖縄に赴任したときは、在宅医をやってほしいとの依頼だったのですが、
当時の感染症内科の部長が悪性腫瘍で倒れられた直後だったこともあり、応援のために感染症内科に入ったら… そのまま今に至っております。
人生、何が起きるか分かりません。
あらがっても仕方ないと思っています。
必要とされるところで仕事ができれば幸せです。
現在は、新型コロナウイルスの流行を受けて、臨床感染症に加えて行政医としてのお仕事が増えてきました。
沖縄県庁や厚生労働省にも併任がかかっており、末端から政策立案のお手伝いをさせていただいています。
え~と、自己紹介はこれぐらいにして…
初回は、ちょっと気になっている、お子さんのマスク着用について問答形式でお話しします。
あるジャーナリストと意見を交わしたときの内容のうち、私の発言内容を書き起こしたものです。
いま、「新しい生活様式」という言葉が注目されており、感染症が持ち込まれにくい社会、
持ち込まれても広がりにくい社会が模索されているなか、メディア関係者もどう報じたものかと悩まれているようです。
たしかに、新興感染症のパンデミックに直面する状況では、自ずから慎重であることは良いことなのですが、
ただ、周囲にまで求めすぎるのは問題です。様々な事情があるというのが社会です。とくに子どもたちの発達段階は多様です。
そして、抵抗する力のない弱者でもあります。そのあたりを踏まえつつ、お話をさせていただきました。

―― 未就学児童のマスク着用には、どのようなリスクがありますか?
マスクを着用するのには、「感染している人が飛沫をまき散らして、周囲に感染させないため」という目的と、
「その飛沫を吸い込んで、自分が感染しないため」という目的とがあります。
飛沫をまき散らさない効果はある程度期待できますが、飛沫を吸い込まない効果は限定的です。
どんなに適切にマスクを着用しても、どうしても横から空気は入ってきてますし、エアロゾル感染も疑われる新型コロナでは、
とりわけ心もとないと言わざるを得ません。これは未就学児童に限らない話なのですが、まず、前提として押さえておいていただきたいことです。
新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫だけではありません。
感染者に由来する唾液や鼻水などが環境中に付着していて、それに手で触れてしまったあと、
自分の目、鼻、口に触れてしまうという接触感染も原因となります。
子どもはいろんなものを触るのが仕事のようなもので、その手は汚染されている可能性が高いのです。
問題は、マスクを着用させていると、それが気になってマスクや顔を頻繁に触るようになってしまうこと。
マスクで遊び始める子どももいるでしょう。友達に触らせることもあるかもしれません。
これらいずれも、接触感染のリスクを高めてしまっているのです。
また、これから湿度の高い梅雨の季節になり、やがて夏の訪れとともに熱中症のリスクが高まっていきます。
幼稚園で連れ立って公園に出かけることもあると思いますが、こういったときにマスクを着用させるのは大変危険です。
幼児はとくに、体温を調節する能力が発達していません。汗をかく機能が未熟なので、体温を下げるのに時間がかかってしまうのです。
イヌなど毛に覆われた動物が、汗の代わりに早い呼吸をすることで体温を下げていますが、子どもにとっても呼吸は体温調節の大事な機能。
それをマスクで覆ってしまうことは、かなり残酷なことだと理解してください。
子どもは体重に比べて体表面積が広い分、気温など周囲の環境の影響を受けやすくなっています。
とくに幼児は、身長が低いために、地面からの照り返しの影響を強く受けます。
大人が思っている以上に、子どもたちは暑さを感じています。ただ、それでも水が飲みたい、休みたいと言えないでいるかもしれません。
せめて、夏の野外ではマスクを外してあげてください。
もうひとつ、布マスクを着けているお子さんが多いと思いますが、汗をかくと濡れてしまいます。
そうすると目詰まりしてしまって、呼吸を苦しくしています。これも残酷なことです。
というわけで、屋内であっても汗をかくような運動をするときは、マスクを外させるように注意していただければと思います。
マスクは予防に有効なアイテムですが、接触感染の原因にならないよう適切に扱えること、苦しくなったときに自ら外せることなど、基
本的なことができるようになってから着けさせるのが良いと思います。
お子さんにもよりますが、せめて小学生になってからではないでしょうか。
もちろん、小学生になっても無理な子は無理です。
「みんなが着けているから、あなたも着けなさい」では、感染対策の本来の目的を見失っていますね。
子どもの着用を一律に求めるのではなく、それぞれのお子さんの発達段階、あるいは基礎疾患の有無などを見据えて、
マスクを着用させるかどうかを個別に考えるようにしてください。

―― それでは、保育園や幼稚園の感染対策はどのようにすれば良いですか?
発熱や咳などの症状を認めるお子さんが登園することがないよう、それぞれの家庭が心がけることです。
毎朝の検温や症状確認をしていただいて、もし症状があるなら休ませましょう。これが一番大切なことです。
もちろん、そうしたお子さんのケアのため、ご両親のどちらかが仕事を休めるような社会を作っていくことも大切です。
ただ、ここで気を付けたいのは、喘息のあるお子さんとか、花粉症などアレルギー体質のお子さんのこと。
あまりに大人たちが過敏になりすぎると、こうした子どもたちが排除されることになりかねません。
風邪なのかどうかの判断は、それぞれの親に任されるべきです。
先生が過敏になりすぎて咳や鼻水が出ているだけで拒否したり、他の親が「あの子と遊ぶな」といったことを自分の子どもに言って、
差別やいじめを助長するような社会にはなってほしくないです。ここは日本人が試されているように思います。
あとは適宜、子どもたちに手洗いの生活習慣を身につけさせてください。
とくに食事の前、そして外出して公共の場所を訪れたあと… 
こうした生活習慣は、新型コロナ予防には、やっぱり限定的なのですが、マスクと違って不快感はないですし、
感染リスクを高めるようなこともありません。
それに、ノロウイルスなど他の接触感染する感染症だって予防しています。
―― その他、心がけるべきことがあれば教えてください。
子どもたちは、本や遊具を共有しているし、直接に触れあって遊ぶものです。
常に接触感染が起きうる状況です。そんななか、飛沫感染に気をとられすぎないでください。
有効性も限定的で、場合によってはリスクを高めているかもしれないマスクに、あまり力を注ぐ必要はありません。
それより症状のあるお子さんを早めに発見して、ご両親に迎えに来てもらうことが大切です。
そして、子どもたちが集団生活をする以上は、感染症のリスクを完全にゼロにすることは難しいということも理解してください。
どうしても許容できない場合には、家庭でケアを続けるしかありません。
幼稚園でも、保育園でも、与えられた環境で最善をつくしていただけると思いますが、
先生方や子どもたち自身が疲弊していくような感染対策まで求めるべきではありません。
有効性がはっきりしない対策はしないこと。負担が著しく大きな対策もしないこと。で
きない人に求めすぎないこと。
実行可能かつ意義ある予防策にエネルギーを注いでいくことが、結局のところ感染対策を成功裏に続けていくコツなんです。
互いを尊重しあいながら、協力しながら、豊かな暮らしが続けられるようにしていきましょう。

高山義浩のプロフィール
沖縄県立中部病院感染症内科/日本医師会総合政策研究機構
地域医療から国際保健、臨床から行政まで、まとまりなく活動。行政では、厚生労働省においてパンデミックに対応する医療体制の構築に取り組んだほか、少子高齢社会に対応する地域医療構想の策定支援などに従事してきた。臨床では、感染症を一応の専門としており、地域では、在宅医として地域包括ケアの連携推進にも取り組んでいる。著書に『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社、2001年)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院、2016年)、『高齢者の暮らしを守る 在宅・感染症診療』(日本医事新報社、2020年)など。
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早く、ワクチン治療薬が開発されれば、

普通に、

必要な時だけマスクをはめるという生活に、

戻りましょう!!

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