昨日、
♪ハーモニー♪の報告で、
「フェアトレード」という言葉が出てきたと思います。
インターネットで検索して調べてくださいとお伝えしました。
が、
せっかくなので、
ちなんだ話をします。
「グリーンコンシューマー名古屋」という任意の団体があります。
HPはこちら⇒http://www.greecon.net/
縮めて「グリコン名古屋」と言っていますが。
「グリーンコンシューマー」というのは、
「買い物をするときに、できるだけ環境に配慮した製品を選んで購入する消費者のこと」
ということで、
「グリコン名古屋」さんは、
環境に優しい取組みのイベントを開催したり、
マップを作ったり、
小学校などに出前授業に行ったりしています。
先月も、
東区の小学校の4年生を対象に環境学習をしてきました。
「どっちを選ぶ?」というゲームを通して、
環境にやさしい買い物について考えてもらったり、
すごろくゲームで、
日常のエコについて学習を行いました。
その報告がブログに掲載されていますので、
こちら⇒http://blog.canpan.info/greecon/
をご覧ください。
その時の、
「どっちを選ぶ?」ゲームの中で、
必ず、フェアトレードのチョコレートの話をします。
フェアトレードとは、
直訳すると、「公正な取引」ということですが、
私たちが、スーパーに行って、
特売で買うチョコレート。
美味しいですが、
その原料であるカカオは、
どこで、誰が採っているのか?
考えて食べたりしませんよね。
実は、
児童労働の問題とも重なり合っていて、
こういう話をしました。
クラスの児童さんの3分の1の人数に立ってもらいます。
座っているみんなは、朝起きてごはんを食べて学校に行きますが、
立っているみんなは、
親方に連れられて、カカオを採りに出かけます。
昼、座っているみんなは、給食を食べますが、
立っているみんなは、まだまだカカオを採り続けます。
午後3時、
午後7時と座っているみんなは、
学校から帰って、遊んで、夜ごはんを食べますが、
立っているみんなは、
ずっと働きづめです。
やっと、
親方に連れられて、家に帰れるんだよ。
そして、
そのカカオを採っている子どもたちは、
チョコレートも知らないし、
食べたこともないんだよ。
だから、
フェアトレードのマークがついたチョコレートは、
そういうことがない、
生産者にきちんと対価が支払われた商品で、
そういう商品は、
少し値段が高いけど、
選んで購入することが大切だよね。
というようなお話をします。
野菜や、食料品を買う時、
価格や賞味期限を気にすることはあります。
原産地や食品添加物も気になりますね。
でも、
生産者やその食品の作られる過程を考えることはあまりないですよね。
「フェアトレード」
HPで調べていただきながら、
「環境にやさしい買い物」についても、
考えていただけたらと思います。
フェアトレードのマークもいろいろありますが、
代表的なものは、
また、フェアトレードの商品は、
なかなかスーパーでは、売っていませんね。
東区で、
フェアトレードの商品を扱っているお店があります。
「風’s」さんと「オゾン」さんです。
「風’s」さんは、ウイルあいちという施設の1階にあります。
HPはこちら⇒http://www.huzu.jp/
「オゾン」さんは、JR大曽根駅南口から西へ行ったところです。
HPはこちら⇒http://aift.jp/
お子さんと、
お散歩しながら、探してみてください。